建設技術科
建築業界で活躍できる大工職人として、一人前を目指す。
建設技術科は、私たちが社会生活を送る上で欠くことのできない「衣・食・住」のうちの「住」の「創り手」を木造住宅の建築施工訓練を通して育成しています。何十年、何百年の時間を経て成長した木には、人の心を惹きつけ癒してく れる力があるといわれています。その木を使い、住空間を創り出す仕事に携わることで自分を見つめ直し、試行錯誤しながら仕事も自分自身をも高めていく確か な手応えを実感できる、それが「ものつくり」ではありませんか。あることに興味を持つほど好奇心が大きくなり、夢中になるほど面白くなり、頭と体をいっぱ いに使って形にしていく「ものづくり」。その一つが建築大工という「創り手」です。
学科の特徴
1年次
- 建築大工作業の基本について、小グループ制により道具、工具の使い方を学ぶ
- 木造建築についての材料の見方、使い方を理解し、継ぎ手等の施工法を学ぶ
- 住宅の仕組みを理解し、屋根の構造や小屋組の工法を学ぶ
2年次
- 原寸大の二階建て木造住宅を柱に徹底した応用技術を学ぶ
- 伝統技術である図板、矩計、構造材の施工、管理(工程・品質・安全)を学ぶ
- 資格取得に向けた検定課題の理解を深め、技能照査合格を目指す
取得可能な資格
在学中にチャレンジ
- 建築大工二級技能士
※申請、取得は就職後になります
※令和4年度 実技合格率86.7% - 2級建築施工管理技術検定(第一次検定)
※指定学科の認定を受けています
※令和4年度(前・後期)合格率40.0%
就職後にチャレンジ
- 二級建築士、木造建築士
※通常実務経験7年のところ→試験時0年・登録時2年に短縮
※指定科目の確認を受けています - 建築大工一級技能士
※通常実務経験7年のところ→本校修了の場合4年、二級技能士取得の場合2年に短縮 - 2級建築施工管理技術検定(第二次検定)
※通常実務経験8年のところ→2年に短縮
※指定学科の認定を受けています - 作業主任者(木造建築物組立等、足場の組立等、木材加工用機械)
※通常実務経験3年のところ→2年に短縮
カリキュラム
学科 | 建築計画、建築構造、建築設備、建築製図、構造力学、木質構造、建築材料、建築法規、仕様及び積算、木造建築施工法 他 |
実習 | 測量基本実習、機械操作基本実習、工作実習、木造建築施工実習、器工具使用法、設計製図(CAD含む) 他 |

